夏の家着をつくりました

お裁縫

朝晩ずいぶん涼しくなってきましたね。
でも日中はまだ暑い日が続く様子。夏が好きな私としては週間予報をながめて、胸をなでおろしているところです。

この季節に困るのは、微妙な気温と自分とのすり合わせ作業です。エアコンをつけるほどじゃないけどつけないと暑い(笑)。だから仕方なくつける。するとすぐ寒くなる。また消して、今度は扇風機を廻しはじめる。でもこれだと生ぬるい風が当たるだけで気分は今ひとつのまま。とにかく微調整がむずかしい。

8月終わりのワンピース

こんな時は着るもので調整してみたらどうかと思い立ちました。さらりとした素材と、風の通るサイズ感や形のものを着るだけで、この季節の微妙な温度帯ともじょうずに付き合っていける気がします。

形はノースリーブのワンピースにしよう。腕が寒ければカーディガンを羽織れるし、暑い時は腕の隙間や足元に風が通って涼しい。素材はサラッとした綿と麻の混紡がいい。肌にまとわり付かないわりに、汗をかけば吸い取ってくれる。なにより布帛のワンピースなら、着ていて楽でもキチンと感のある家着になりそう。

5年前に買っておいた生地

あーだこーだと最適な生地について理屈を並べましたが、単純に生地の在庫を減らしたいだけのことだったりします(笑)。

選んだのは、check&stripeさんで買ったセール品の綿麻生地3.5m。織り目の詰まった張りのあるブロード生地。模様は5mmのギンガムチェック。色は青の強い紫色で、ちょうどリンドウのような色をしており、子供っぽくなりがちなギンガムチェックを大人テイストにしてくれています。

パターンはこちら。Mパターン研究所さんのB1505 ノースリーブシャツドレス。

以前ブラウス丈を作ってみたら形がきれいだし、首が細く見える。ギャザーがかなり入っているけど、シルエットが大人っぽいので嫌味がなく、かなりのお気に入りアイテムになったもの。随分前に発売されたパターンだけど、廃盤にならないのは人気があるからなのでしょうか。

神は細部に宿る…

自分が作った服を前にこのセリフをいつの日かつぶやけるようになりたい。そう思い、最近洋裁系のYouTubeでいろいろ勉強しておりました。見た後はとにかくやってみたい私。次のことに注意して作りました。

  • チェックの柄合わせ
  • 台襟(スタンドカラー)をきれいに付けるやり方
  • ノースリーブの袖口の裏バイアス処理
  • 裾の三つ巻き縫いを縫いながら折っていく(アイロンで折ってからやらない)
  • 台襟や袖口などで控えをとる

袖口の裏バイアス部分。カーブがきついので、アイロンで布の整形してから縫う。

アイロンでの控えとり。見えない部分ですが、これをすることで仕上がりがグレードアップします。余談ですがそろそろ¥3,000で買ったアイロンから卒業したいです…。

夏の家着完成!!

まずは完成品をご覧ください。

写真ではわかりにくいですが、柄合わせは前身頃と後ろ身頃はうまくいったと自画自賛。でも前立と前身頃部分が若干ずれてしまいました。

第一と第二ボタンの間隔を狭くすると見立たないおしゃれになると思い、勝手に変えました。こうゆうことを出来るのが手作り服のいいところですね。

台襟がずれている…。この後襟だけ作り直しました。苦手なギャザーはYouTubeのやり方でやったら、自分史上一番うまくできました。これならギャザー専用アタッチメントも買う必要ないかも!

後ろ身頃。台襟とヨークの柄合わせもばっちり決まっています。ギャザーもきれいにはいりました。…はい、いつもの自画自賛です。

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