みなさんの中にはイソフラボンを摂取するために、大豆製品を積極的に食べている方も多いと思います。けれど、大豆を食べた分だけイソフラボンから女性ホルモン様物質を摂取できている訳ではない事をご存知でしょうか。
私はつい最近その事を知り、結構な衝撃を受けました!
実は大豆を食べた分だけ女性ホルモン様物質が摂れる人とそうではない人が存在するのです。
じゃあ私は一体どっちなんだろう?と言う話になりますよね。
調べたら、病院に行かなくても検体の郵送で結果がわかる検査が存在しました。しかも医療機関でも採用されている検査方法で信用度も高く費用も¥3,700程度と比較的お手頃価格。さっそく検査をしてみました。
今日は皆さんご存知イソフラボンについてちょっとおさらいした後に、その検査の一連の流れと検査結果を私の実体験をもとにまとめてみました。
イソフラボン=女性ホルモン様物質…ではない
取っ掛かりから何言ってるの?と言われそうですが、実はイソフラボンがそのまま女性ホルモン様の物質として作用するわけではないということをまずは知っておきたいのです。
面倒ですが、ここでちょっと簡単にその説明をしていきます。これを読んでからこの後の記事に行くとめちゃくちゃ理解が深まります。しばしお付き合いくださいね!
どういうことかと言うと、大豆に含まれるイソフラボンが更に代謝されて「エクオール」という物質になってようやく女性ホルモン様の働きをしてくれるのです。このエクオールが十分に機能するのに必要な量はおおよそ10mg。身近な食品でどのくらい必要かというと次のような感じです。
- 納豆 1パック(50g)
- 豆腐 2/3丁(200g)
- 豆乳 1杯(200g)
つくれる人とつくれない人…
じゃあ毎日これらを食べていればいいかと言うと先にもお話したとおり、そうではないのです。
イソフラボンからエクオールに代謝(変換)してくれるのは、腸内細菌です。その腸内細菌がどのくらい存在しているか・どのくらい活動しているかでエクオールを作れる能力が決まるらしいという事が近年の研究でわかってきています。そして、このエクオール産生能(作れる能力)には個人差があります。
表題の通り「つくれる人とつくれない人」がでて来るわけです。
このつくれる人の割合は日本人の場合2人に1人。その中でも十分量つくれる人となると、4人に1人にまで減少します。私がエクオール産生能の検査を依頼した機関のビックデーター解析によると、十分量つくれている人の特徴は次のような人だそうです。
- 大豆製品をよく食べる
- 睡眠時間を8時間以上とっている
- 食物繊維を積極的にとっている
- ほぼ毎日運動している
- タバコは吸わない
私は睡眠時間以外はあてはまっています。なんだか自分のエクオール産生能に期待できそうな予感がします。みなさんはどうでしょうか?
そうおっしゃらずに、もう少しお付き合いください!次からはお待ちかね、エクオール産生能検査体験をお話していきますよ。
”ソイチェック”体験記
私が選んだのは、尿で検査出来る”ソイチェック”。
楽天市場やAmazonで購入可能です。
先にもお話しましたが、医療機関でも採用されているキットだそうです。調べてみると、複数の婦人科クリニックで実際に採用していました。信頼できる検査といっていいのではないでしょうか。
キットの内容は次の写真をご覧ください。
検査の流れは次のような感じです。
- 採尿の前日に規定量の大豆製品を食べる
- 黄色い容器に朝イチの中間尿を採る
- 検体番号を控えたら封筒に入れて郵送
- アプリをダウンロードし検査依頼
- あとは結果を待つだけ(数日〜1週間程度かかる)
ちなみに私は楽天の市民薬局さんで買いました。Amazonと比較しても送料含めてこちらのお店が最安値の¥3,700でした。(2021/09/08現在)参考までに、Amazonで購入すると¥4,180します。
購入時の注意点があります。
ソイチェック検査キットとエクオールのサプリメントをセット販売している物が販売されていますが、こちらはいきなり買わないでくださいね。
エクオールのサプリメントは大塚製薬さんのもので、その効果がエビデンスとしてしっかり発表されていて安心できるものですが、約¥9,000と高価です。
まずは検査をして、その結果を踏まえてサプリを買ってはどうでしょうか。なぜなら、もし十分なエクオール産生能があればサプリメントは不要だからです。大豆製品を一定量たべるだけでエクオールがつくれるのですから。
検査の経過
アプリで検査依頼をすると次のような画面が表示されます。
そして、検体をポストに投函してからちょうど1週間後、画面が次のように変わりました。結果がでるのはもうすぐ!わくわくしながら待ちます。
とうとう結果がでた!
わたしのエクオール産生能はいかに!?
結果はこちらです!みなさんとくとご覧あれ!!
これを見た瞬間、謎の自信に満ちあふれていたわたしは結構な玉砕感を味わいました。何かにつけ期待しすぎる習性があるので、ダメだったときの落ち込みようは半端ないです。あまりにこの結果を受け入れられない私はしばらくこんな状態でした(笑)。
つくれなくたって大丈夫!
検査機関のデーターによると、つくれなかった人の約12%の人が十分量つくれるように変化していたそうです。またその反対バージョンもあって、つくれていた人がつくれなくなる場合もあるとのこと。
希望がまったくないわけじゃないけど、12%に希望を託して待ち続けるのも時間がもったいないですよね。その期間は、女性ホルモン様物質がない状態になるわけですから。
そこで登場するのが先程チラリと登場したエクオールのサプリメント”エクエル”です。他にもエクオールのサプリメントが販売されており、お値段もエクエルより安いです。でもエクオールの含有量が少ないものが多い印象です。
エクオールの健康効果が期待できるのは10mg/日とされているので、私は”エクエル”を購入することにしました。
とりあえずエクエル10mg/日開始
私の今後の方針としては、見出しの様な感じで1ヶ月様子をみてみます。なにか変化があればこちらで報告しますね。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました!書いているうちに熱苦しい想いが湧いてきてつい長くなってしまってしまいます。鬱陶しいと言わずにぜひまたいらしてください。
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