くいしんぼう、夏空の下にて冬支度

愉しいこと

今年は梅雨明けも早く、カラリとした晴天が続いています。
暑いですが、私はこうゆう夏が大好きです。

散歩の途中で撮影。
もくもくの雲と、澄んだ青空。まっすぐな道。誰もいない昼下がりです。
不思議なくらいの静けさ。
自分と、じーっと言う音がしそうな暑さがそこにあるだけ。

このジリジリ照りつける太陽を利用して、冬の発酵仕事の準備をしました。

久松のかめ

我が家の久松3兄弟達をさっと洗って、日光浴させました。

2013年廃業された、常滑焼の久松窯さん。
私が味噌作りをはじめた頃、かめについて調べていたら偶然この事実を知りました。
その時点でネット通販ではかなり品薄になっており、入荷を待って一番手前の5号サイズを購入。


初めて作った味噌の味に感動し、「これはカメの性能がいいからだ」と確信。
もう少し大きいのが欲しくなりネットを探すも、時すでに遅し。
偶然近所の瀬戸物屋さんがお店をたたむと言うので見に行くと、ホコリをかぶった10号、12号を発見。
しかも半額!
こうして我が家に久松3兄弟をお迎えする事になりました。

庭の草ボーボーのツッコミは無しでお願いします(笑)。

5年物のお味噌を見てびっくり!

一番大きな12号のカメには、5年前に仕込んだお味噌が少し残っていました。
本来、保管中に出てきたカビは都度取り除いたりしなくちゃいけないのだけど。
まったくの放置状態(苦笑)。

恐るおそる、カメの蓋を開けてみてびっくりしました。
青カビだらけのすごいものを想像していたのですが、まったく違いました。
お味噌の表面はベージュ色の膜に覆われ、ふわふわとした白〜ベージュの菌糸も見えます。
おそらく麹カビ優位の環境だったため、青カビや、黒カビが繁殖できなかったのでしょう。

これも久松のカメの性能なのではないでしょうか。


ところで5年ものの味噌ですが、気になりますよね。
こちらになります。

味見すると、凝縮された旨味が口の中に拡がります。赤味噌をもっと濃厚にした感じです。
夫がこの日の夕ご飯に、豆腐とわかめのお味噌汁にしてくれました。
真っ黒のおつゆの中にお豆腐とわかめが浮いている見た目に若干及び腰になりつつ、一口飲むと…
うまみが凄いです。夫曰く、おだしはほとんど入れていないそう。
これはいろいろなお料理に使える。想像がふくらみます。

酸菜を漬ける

冬になったらやりたい発酵仕事の1つ目は酸菜を漬けてみることです。

酸菜とは中国や台湾で作られている、酸っぱくなるまで発酵させた白菜漬けの事です。
ザワーグラウトに近い感じ。

漬け上がったらまずやってみたいのは、台湾料理の酸菜白肉鍋。
数年前から話題になっていましたよね。
ある有名な料理研究家の方は、この鍋のためだけに毎年一樽白菜を漬けるとか。

鍋の具材は豚バラ肉、エノキ、豆腐と酸菜といたってシンプル。
ここにスライスしたにんにく1片、適量のショウガ、昆布、しいたけの戻し汁を入れてスープを作ります。


暑いあつい、夏空の下で熱々の鍋を想う私です。

画像:北欧暮らしの道具店さんよりお借りしましたhttps://hokuohkurashi.com/note/197742

キムチ・キムチ・きむち

スーパーのキムチも美味しいですが、いつか自分で漬けてみたいと思っておりました。
酸菜もそうですが、自家製の漬物には体にとってもいい菌類や自然のアミノ酸が豊富に含まれています。時間とともに味が変化していくから、その時々でいろいろなお料理に使えて楽しそう。

今から作り方を勉強中です。
こんな動画を見つけました。おそらく韓国の方と思われる先生のお肌のツヤが凄いです。
まさに、むきたて玉子さん!
これも、自家製キムチの美容効果なのか!?








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